最近めっきり涼しくなってきましたね。
体調には気をつけねばですがファッション的にはどんどん楽しくなる季節です。
今年の春に購入したAPCのデニムジャケットもようやくガシガシ着れる日がきました。これまではリーバイスやリゾルトと合わせていましたが、どうしてもAPCのセットアップで着用したかったので、、本格登板を前にデニムパンツも購入しちゃいました。食欲の秋、と言われてますが自分にとっては物欲の秋です。
Atelier de Production et de Creation (生産と創造の工房)の素晴らしいデニムをご紹介いたします。ご購入を検討している方のご参考になれば幸いです。
APC デニムワーク ジャケット
今年の3月に購入。14.5ozの屈強な生地とミニマルなデザイン、そして決めては両サイドについたポケットでした。デニムジャケットは胸のフラップポケットしかないデザインが多く、脇ポケットがあるものは野暮ったいのがほとんどです。APCのはモードでモダンなシルエットを保ちつつ利便性も高い。デニムジャケットを検討する場合、私にとってはAPC一択でした。
APC デニムパンツ
ジャケットと合わせるためパンツも検討。デニムはサイジングが命なので、お店で1時間ほどあーでもない、こーでもない、と計7-8本ほど履いて悩みました。迷惑な客ですよね。。店員さんご丁寧にありがとうございました!
モデルではニュースタンダードとプチニューのどちらかで悩みました。シルエットはどちらも最高に魅力的です。ニュースタンダードのほうが裾が広いのでややアメカジ風な着こなしになります。プチニューは全体的にスリムなうえに裾も狭いのでモードな雰囲気です。ただ、ジャストサイズだとかなりスリムなのでそこがネックでした。なにしろノンウォッシュだと足が曲がらないので。。
APCのデニムの良い点
- 歴史
- デザイン
- 育成
- サステナブル & ジェンダーレス
歴史
1987年のブランド創設以来変わらず展開するデニムコレクション。基本的な作りは当時から変わらず、日本製のカイハラの生地を使用しています。いまでこそデニム生地イコール日本というイメージが定着してますが、当時から本物を見定め、こだわり抜くところが他のファッションブランドと一線を画す理由です。
デザイン
最大の魅力はなんといってもブランド色を強調しないミニマルなデザインです。タグや革パッチすらなく、唯一ボタンとリベットにロゴがあしらってあります。そのロゴもギターと剣というなんとも男心をくすぐるモチーフなのです。音楽と戦国時代モノが好きな私としてはもうたまりません。
育成
フランスのブランドだけによくフランスパンに例えられます。外はガチガチに硬く、中はふわふわした感触であると。その質感が相まって履けば履くほど良い色落ちや、本人にあった履き心地へと変貌を遂げてくれるのです。私個人としてはあまり色落ちさせず、インディゴのまま履き続けたいと思ってます。育て方も十人十色なところがデニム沼ですよね。現にリゾルトはゴリゴリに色落ちを愉しんでます。
サステナブル & ジェンダーレス
いまでこそどのブランドもサステナビリティやジェンダーレスと提言してますが、それをずっと前から実践してるのがAPCではないかと思っています。何年も愛着をもって履けるデニム。そしてユニセックスとしての展開をずっとつづけていて男女関係なくこだわりのデニムを提供しています。
MY APC SETUP
ジャケットはMサイズを選択。小さめを選ぶ人が多いという情報もありますが、自分はマイサイズがしっくりきました。Mで全体のシルエットはばっちりです。袖丈が少し長いですが、一回折り返すことで見た目も着心地も格段にあがりました。そしてこれから着込んでいくと肘の屈折によって丈も短くなるので結果的にちょうど良くなるんだと思ってます。
パンツはいろいろ検討して最終的にプチニュースタンダードに決定しました。APCを履くからにはモードに着たかったのと、ジャケットとの合わせにプチニューのテーパード具合が抜群によかったのが決め手になりました。ニュースタンダードも単独で着るには最高なんですが、今回はセットアップを優先しました。
パンツのサイズは30インチです。
ウエスト的なジャストは29なのですが、これだと見た目がスリムすぎるのと、履き心地がタイトすぎて不快でした。。。なのでフォルムも履き心地も良いという観点から1サイズ大きいのをチョイスすることにしました。すでに4回、計40時間ほど履いてますがサイズ感大正解でした。お店で1時間悩んだ価値がありました。
ちなみに丈は購入後すぐにバサッとジャストにカット!
丈詰めに関しても情報が錯綜してますが、お店の方と話した結論を以下お知らせします。
頻繁に洗濯する方:
丈を詰めずに何度か履いて何度か洗濯。
全体が縮んだあとにマイサイズに丈を調整。
最低1年は洗濯しない方:
購入後すぐにマイサイズに調整して問題なし。
約1年履き続けると糊も落ち、その後洗濯をしても大幅な縮みはおきません。
ただ、念のため初回はドライクリーニングで洗うか、最低1年、できれば2年ほど着用したほうが良いかとは思います。
私はできるだけインディゴの色味をキープしたく最低1年は洗濯をする予定がないため、初めから気分良く、快適に着用をしたいと考えてマイサイズにばっさりいっちゃいました。お店の方の経験談が背中を押してくれたのは言うまでもありません。
ではAPCの上下セットアップをどうぞご覧下さい。
(画像によって色味が違いすみません。1-2枚目のが実際の色味に近いのでご参考までに。)
まとめ
デニムのセットアップで外出するのに初めは少し抵抗がありましたが、APCのはそれを払拭する洗練さがあります。モダンにセットアップで着るならばAPCをオススメします。他のデニムブランドにはない個性がしっかりと詰まっております。
購入してまだ1週間ちょっとですが、ほぼ毎日上下APCで出社してます(笑)。早くも私の制服と化しており、文字通りワークウェアとなってます。それくらい心地の良い、素晴らしいデニムです。これをセットアップ初号機にして、次はいよいよLVCに挑戦しようかと思ってますが。。お値段も張るのでしばらくはお預けです。
コメント