この数年軍モノが非常に流行っており、米軍、フランス軍問わず価格が急騰していますね。私も軍モノパンツやジャケットに魅了されるものの、着こなしがなかなかしっくりこず、取り入れるまでに至っておりません。ファティーグジャケットやユーティリティシャツは着回しが良さそうなのでそのうち欲しいとは思っています。気になってるアイテム末尾にリンク載せてますので良ければそちらもご覧ください。
そんな軍モノ初心者の私でも簡単に取り入れられて重宝しているのがサービスシューズです。
サービスシューズとは
特別な式典の際に国から軍人に支給した革靴のことをいいます。
国からservice(支給)された靴という意味から、サービスシューズと呼ばれています。
陸軍や空軍などにもサービスシューズはありますが、海軍のデザインが特に汎用性が高く評価されており、一般的にサービスシューズと言われたらUS NAVYのを想像する人が多いかと思います。
サービスシューズの良い点
コストパフォーマンス
国が大量に発注をかけてる品のため上質な革を用いた革靴を安価に購入できる点です。現在価格が高騰しつつありますが、、通常5-6万はしてもおかしくない革靴が1-2万で手に入ります。デッドストックで見つけたら確実に買いだと思います。
デザインと機能美
何十年も変わらない普遍的なプレーントゥの黒い短靴なので、ビジネス、カジュアルともにがっつり履ける優れものです。そして表面が樹脂でコーティングされたガラスレザーを使用しているので雨でも問題なく履くことが可能。気を使わずにガンガン履けるので一足持っているとすごく重宝します。
テンションUP
本物の軍靴を履いているとなんだかより気が引き締まり、テンションもグッと上がる気がします。ALDENやSANDERS、REDWING等名だたるブランドもミリタリーラインを出しており、それらもすごく魅力的です。ただ、本物にロマンを感じてしまうのは男の性です。
MY SERVICE SHOES
軍靴に魅了されていろいろリサーチをしました。
まず米軍のはメジャーになりすぎて人とかぶる可能性があり、また値段も高騰してしまいコスパを考えるとそこまでのメリットを感じられなくなりました。フランス軍のはデザインに丸みがあり、それはそれでかわいいのですが、私の求める無骨さに欠けていました。
そうしてリサーチを続けるうちにこれだ!というものに出会いました。
それが、カナダ軍のオックスフォードシューズになります。
軍モノ好きからするとあまり馴染みがないカナダ軍。
しかし、人と被りたくないひねくれ者の私は以前からカナダ軍のジャケットやパンツに興味を持っており、そうした流れから革靴を調べてみたらこれがドンピシャだったのです。
アメリカ軍と違ってカナダ軍は官給品を廃棄してしまうらしく、市場に出回る機会が非常に少ないレア物です。すでに1970年-80年のデッドストックはほぼ手に入らないのはないでしょうか。
私が手に入れたのは97年のデッドストックで内羽根式タイプになります。外羽根の短靴はをすでに何足か持っていたので、内羽根のデザインを見た瞬間にビビッときました。US NAVYのと比べてより上質な革を使用しているそうで、履き馴染みも経年変化も素晴らしいです。私のも20年以上前の個体にも関わらず履けば履くほどいい感じに育っていってます。
購入して約3年。
履いた回数もすでに覚えてないくらい愛用しているカナダ軍オックスフォードシューズ。
こちらの経年変化の様子をぜひご覧ください。
まとめ
軍モノの衣類に抵抗のある方もサービスシューズは心底オススメします!その中でも私の一推しはカナダ軍のサービスシューズです。年々枯渇が進んでいますが、今であればまだデッドストックや状態の良い個体が安価で出てきますので、手に入るうちに確保しておくことをオススメします。
デニム、スラックス、チノパン、カーゴパンツ、そしてスーツでも。基本どんなパンツにも合うのでぜひ一足コレクションに加えてみてはいかがでしょうか。
コメント