昨年の3月に発売され話題となった+Jのセルビッチデニム。
(正式名称:セルビッジ スリムフィットストレートジーンズ)
購入してから約1年。
着用回数は平均して週1 x 4週 x 12ヵ月 = 48回
着用時間は平均約12時間の合計576時間。
セルビッチでありながら生地感がすごくやわらかいので、リゾルトやAPCなどガチガチなデニムの合間にはさんで体を休めたり、あとストレッチ性もあって疲れないので長時間の移動や仕事のときはわりとこれを選ぶ頻度が高いです。2%ポリの影響力恐るべしです。
それとこのデニムはできるだけインディゴ色をキープしたかったので購入してからまだ一度も洗濯をしていません。無洗濯の状態でどこまで経年変化が起きているか、見ていきたいと思います。
まずは新品の状態を公式画像で。
ヒキの全体像です。
リゾルトやAPCのセルビッチに比べると+Jのは生地がやらかい分シワが入りづらいです。これがスラックスのようにクリーンで好き、という方と物足りないという方で分かれそうですね。
つづいてディティールです。
やらかい生地でもさすがに1年洗わずに履くとこのように軽いヒゲやハチノスが刻まれています。色落ちまではいってないですが、くっきりとシワは残っています。ファーストウォッシュ後にどのようになるか楽しみです。よく見ると股の部分は若干色落ちも進行してますね。
シワの入り方もいい感じです。
ヒザ部分は色落ちが一番目立ってますね。そして膨らみが出て立体的な表情になりました。
カスタムメイド感があってデニムで好きなポイントの一つです。
背面は特に大きな変化はありません。
洗ってないのでパッカリングも当然ないです。
まとめ
愛用品とは、思い入れ(愛情)を持ち→長く着用する→そして経年変化が起き→独特な味となって自分自身のオンリーワンなカスタム品になっていくということです。この方程式を考えたときにユニクロの商品はどう頑張っても強い思い入れと愛情を抱く対象にはならないですから、悲しいかなやはり消耗品という考え方になってしまうんですよね。
ただ、+Jのデニムはとにかく履き心地が快適です。なので、デニム履きたいけどガチガチなのは疲れるしな〜という日やメインのデニムのサブ機としては非常に優秀な働きをしてくれます。そしてその用途で履くと洗濯する回数が劇的に減るので色落ちもそんなに進行しません。なので経年変化と色落ちはほかのブランドで楽しみ、+J(またはユニクロのデニム全般)はインディゴのままクリーンに、楽をしたいときに履くというのが正解な気がします。
いつかユニクロから10-20年後も持っていたい!と思えるような商品を出してほしいですね。SDG’sでいきましょう。
リゾルト712の記事はこちら↓
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